昨今、いろいろなアレルギーを持っている人が多くなってきましたね。
なかでもそばアレルギーはアナフラキシーショックを起こして命の危険がある場合があります。
そばアレルギー
食物アレルギーの一種
食品として摂取した場合も反応が出るが、アレルギーが強い人は空気中に舞っているそば粉を吸引しただけでもアレルギー反応が出るので注意が必要。
日本食の普及
海外で販売される日本食も多くなりましたが、最近では実際に観光で来日される外国人が増えました。
2015年の訪日外国人は過去最高の1900万人を超えました。
空港だけでなく、普通に街中で外国語が飛び交っていて外国人が増えたな。と実感します。
日本人が海外旅行した時も、その地の料理を食べたいと思うのと同じで、外国人観光客も日本に来た時に日本食を食べたい。と思われるかたが非常に多いです。
日本食の代表といえば、「お寿司」「天ぷら」「すき焼き」などありますが、「お蕎麦」というのも人気の日本食です。
海外でもそば粉を使った料理はありますが、あの独特の蕎麦とつゆの組み合わせは日本だけでしょうね。
その為か、来日した時に「お蕎麦」を食べたいという希望も多いようです。
その中でも普通のお蕎麦屋さんで食べる以外に「立ち食いそば屋」で食べたりと日本独自のお蕎麦屋さんに興味があるようですね。
外国人からみると、あの立ち食い蕎麦は「早い・うまい(たぶん外国人も)・安い」と楽しい日本文化に触れられるお店かもしれませんね。
そばアレルギー・チェッカー
外国人観光客が多くなり、おそばを食べる機会が多くなったことで、問題になるのがアレルギーがあるかどうかですね。
お国柄によっては、自国ではそばを食べたことがない人も多いかと思います。
このたび、札幌の南区で発足した「230そば街道推進委員会」が「そばアレルギー・チェッカー」を考案しました。
ステッカーにそば湯をつけてそれを皮膚に付けてアレルギーがあるのか調べるというものです。
こちらの柄が外国人観光客に向けてだからなのか、浮世絵の絵柄になっていて話題になっているようです。
時間が経って、絵柄に赤い色がでるとそばに対してのアレルギーがあるという結果です。
これは人気が出そうですね。
そばアレルギー・チェッカーはどこで買える?
「230そば街道推進委員会」で確認してみると、こちらは商品化はしていないようです。
これは絶対に商品化して売ってほしいですね。
私はそばアレルギーは持っていないのですが、アレルギーというのは厄介で、今まで大丈夫だったけどある日突然アレルギーを発症してしまうこともあります。
また、ネットのなんでも相談の掲示板では「外国からくる友人にそばを食べさせたいがアレルギーがあるかどうか心配」という声もありました。
日本らしいおもてなしをしたくても躊躇してしまう人が多そうですね。
日本人向けでも需要あり
観光客以外でも日本国内の需要としても「欲しい」という意見があがっているようですね。
やはり、軽いアレルギー症状の食物はあまり気にしないかもしれませんが、重篤になりやすいそばなどは調べたいと思う人が多いのでしょうね。
あらかじめ自分がそばアレルギーを持っている自覚のある人は、いろいろな食品に気を付けると思いますが、意外な物にそばが入っているので注意が必要です。
ラーメンなどに入れるこしょうにも製造会社によっては、そば粉が入ってる場合があるので注意しないといけませんね。