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災害時に有効なコンパクトなエアーマット

robarmstrong2 / Pixabay

熊本の避難所でエコノミークラス症候群の対策として、ダンボールベットが導入されたというニュースを見ました。

 

このダンボールベットは、通常のダンボールの高さ分がベットの高さになっているので、床に直に寝ていたかたにはクッション性があり身体への負担が少ないというものです。

 

体育館などの床に寝ていると底冷えももちろん、床の固さもかなり辛い状況だと思います。

こちらのダンボールベットは、頭部分にL字のついたてになるダンボール板が付いているので、目線の部分に目隠しになって少し落ち着いた空間を確保できそうです。

東日本大震災でも、各個人のスペースをダンボールで間仕切りできるグッズを避難所の映像で見かけていたのですが、今回は地震から1週間ということでまだそういった災害用品が届いていないのかな?と思っていました。

 

今回のダンボールベットは避難所などで床の上に設置するスペースとして使うのは、高齢者のかたも寝起きする動作がとても楽になって良いと思います。

でもエコノミークラス症候群の対策としては、なんといっても車中泊している方々のほうが、発症率が多いということで、車でしか避難できないかたに何か良い対策があればいいのに…と、もどかしくなってしまいます。

 

先日、地元のTV局では災害の備蓄について放送していましたが、その中で「災害用エアーマット」を備蓄していると言っていました。

 

使わないときには小さくたたんでストローで空気を入れられるというものです。

これは、平らな場所に置く前提だと思いますが、こういった簡単に空気を入れてクッションにできるものがあると、車内でリクライニングを倒して、完全にフラットな状態にできないへこんでいる部分にはめられるパーツなどがあったら、車中でもできるだけ身体を伸ばして寝ることも可能になるのではないかと思いました。

 

改めて防災グッズを考えると、いろんなシチュエーションに対応できるものが作られるといいなと痛切に感じています。

 

現在、九州で車内泊を余儀なくされているかたはこまめに身体を動かすなどをしてエコノミークラス症候群の予防をしてください。

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